福岡県立光陵高等学校 ウミガメクラブの生徒が自然科学的探究活動の基礎学習会に参加
7月28日、福岡県立光陵高等学校 ウミガメクラブの生徒が本学を訪れ、自然科学的探究活動の基礎学習会に参加しました。
今回は総合的探求の時間で自然科学的なテーマのもと探究を進める生徒に向け、理科的なアプローチや調査・考察の仕方について学ぶことを目指し、TG Rose Gardenでのフィールドワークを中心に学習会を行いました。
高大連携事業でフィールドワークを通じた探究活動を行うのは本学では初の取り組みです。

学習会は自然科学を専門とするデジレロイ・バルテレミ講師による解説のもと行われました。
冒頭、デジレロイ講師よりフィールドワークのテーマとなる「生物多様性」「自然遷移」「生態系」の3つについて紹介し、生徒たちは調査したいテーマごとのグループに分かれました。
フィールドワークに際し「理科的なアプローチに必要な考え方」について解説し、「マインドマップ」「ブレインストーミング」のフレームワークを全員で実践しました。
デジレロイ講師は「自分一人で調査を行うことはまれで、違う分野の人と協力して行うことが多いため理科的なアプローチには”チームワーク”が必要。また、”クリエイティビティ”も重要な要素のひとつで、アイデアを出したいときにはいま行なったようなフレームワークを試してほしい」と話しました。


午後からはTG Rose Garden内のあらかじめ決められたエリアで各グループが調査を行い、デジレロイ講師が考察に必要な視点や考え方について解説しました。
その後、グループで調査内容について共有しあったのちに、それぞれの代表者が今後行なっていく実験について発表しました。


生徒たちはグループ内で活発に意見を出し合うなど、フィールドワークを通じて積極的に学んでいました。