日本経済大学 学長 都築 明寿香

東京大学大学院学際情報学府修了

自分の個性を認める。好きになる。
未来はそこから始まります。

大学って何をするための場所だと思いますか? 学問を究め、将来の道を考える場所。 好きなスポーツに打ち込み、その先の夢を手に入れる場所。 答えはさまざまにあると思いますし、しっくりくる理由が見つけられないという人も多いでしょう。 大学の門を叩く年齢も幅広くなってきましたが、多くの皆さんはまだ人生の入り口に立ったばかり。

大人を唸らせる立派な答えを持っていなくとも大丈夫です。 「とは言っても、夢に向かって突き進んでいる同級生もいるし」 「自分は学業もどちらかといえばおろそかだったし、得意なこともないし」 そんな焦りもあるかもしれません。 でも今の時点で、先を走っているように見える人が、このまま人生の勝者なのでしょうか。 心の底から羨ましいと思える幸せな一生を送り続けるのでしょうか。 そもそも人生の勝ち負けって何でしょうか。誰が決めるのでしょうか。

今、世界は予測不可能の時代と言われ、あらゆる分野のリーダーが、 これまでのやり方では解決できない課題に直面し、苦悩しています。 そして従来型のエリートではなし得ないような、 この時代に思い切って答えを出せる人が求められています。

答えを出せる人とはどういう人なのでしょう。 それは自分の個性や、好きに正直に生き、打ち込んできた人であり、 目の前の課題から逃げずに、何とかしようとする人です。

昔に比べて、社会は多様性を受け入れるようになりました。 それは人を測る物差しが増える豊かな社会です。 そして幸せの定義を自分自身で決められる社会でもあります。 あなたは、今の自分を、誰かがつくった数少ない物差しで測ろうとしていませんか? そんなことで自分の未来に壁をつくろうとしていませんか?

個性の伸展による人生練磨

本学は、今この瞬間からでも自分に本気で向き合う人は全力で応援します。 なぜなら入学後に徐々に変わり、自信をつけ、社会に飛び出した卒業生をたくさん見てきたからです。

都築育英学園 日本経済大学は、総合大学の形態をとらずに、経済学、経営学に特化しています。 ビジネスの場で活躍する人物を教員として多く招いているのも特長です。 自分の関心のある分野、得意な分野をさまざまな学科、コースから選択し、 専門性を極めることで、個性を武器にまで高めていく。 カリキュラム以外でも、人生の先輩たちが成し遂げたことや社会体験など、 外部の刺激に触れ、考え、沸き上がった感情に気づくチャンスを作り続けています。

学長である私自身も、皆さんが目覚めるチャンスが日本一ある大学をめざしてチャレンジを続けています。 国内外の特色ある企業でインターンシップの選択肢を増やすこともそうですし、 2018年の創立50周年には「日本から、世界のこたえを。」を掲げ、 日本の誇りを生み出す、伝える人づくりだけでなく、日本に高い関心を寄せるアジアはもちろんのこと、 中南米やアフリカなど、これから発展を遂げる国々との交流に力を入れています。 そしてそのチャンスは在学生の皆さんとどんどんシェアしていきたいと思っています。 

人生100年時代と言われています。それは何度躓いても起き上がって新しいことに挑んだり、全く違う人生を生きることができる社会です。 「個性の伸展による人生練磨」は本学の建学の精神ですが、今ほどそれが社会に望まれているタイミングはありません。

自分の将来に真剣に向き合わない人に手を差し伸べてくれるほど、世の中は優しくありませんし、私たちも何もしてあげられません。 逆に自分で考える力、目の前のことを何とかする力、生きる力を身に着けた人を放っておくほど、社会は冷たくはありませんし、そんな人ほど楽しい時代になっていくことは間違いありません。

皆さん、今から本気になってください。 そして4年後、ちょっとだけ自分に胸を張れている姿を想像しながら、 私たちのいる場所に飛び込んできてください。