福岡県立柏陵高等学校の生徒が本学の国際交流イベントに参加
12月2日、福岡県立柏陵高等学校の生徒約80人が来学し、本学の国際交流イベントに参加しました。
冒頭、芸創プロデュース学科の河野督講師が大学の紹介を行いました。
本学の学びのベースとなる「経済学」と「経営学」の違いから始まり、各学科・コースの特徴に触れ、多くの実務家教員が活躍していることなど本学の特徴を解説しました。


その後、グローバルビジネス学科の椿健太朗准教授が「留学の魅力」について説明。
外国語を習得することで旅行やビジネスの幅が広がるだけでなく、海外メディアから情報を得ることで多角的な見方ができるようになること、さらに留学を通じて、グローバル化に伴い必要性が高まる「異文化適応能力」を培えることなどを解説しました。


午後からは留学生との英語交流と模擬授業を実施し、留学生との英語交流では、グループに分かれて英語を使ったビンゴゲームに挑戦しました。
日本語で書かれたキーワードを生徒が英語で留学生に説明し、留学生が正解するとそのマスにチェックが入るルールで、生徒たちはどうにかキーワードを伝えようと表現を工夫していました。
初めは緊張していた生徒たちでしたが、正解した留学生と喜び合うなど、しだいに打ち解けた様子でビンゴゲームに取り組んでいました。


模擬授業では、グローバルビジネス学科のデジレロイ・バルテレミ講師による「One Health」を開講しました。
「人と動物・環境の健康を互いに影響し合う一体のものとして守っていく」というワンヘルスの考え方について、「健康とは?」「社会的な健康とは?」といった問いを通して解説しました。
講義の中でデジレロイ講師は「ワンヘルスには医療関係者をはじめ、教育機関や企業など多くの団体が関わっている。あらゆる生物が関係し合いながら生態系を形成しているのと同じように、人や団体もコミュニケーションを取り合うことが大切」と話しました。


生徒たちにとって、大学の学びを身近に感じる機会となりました。