教員紹介

  • 福岡キャンパス
  • 経済学部 経済学科

山脇 直祐 講師 Naosuke Yamawaki

価値観が多様な時代に「正しい」とはどういうことでしょう。
住宅地や社会組織といったコミュニティ、スポーツなどのイベント…
人を意に反し動かす力と定義される「権力」に頼ることなく、
当事者いずれにも納得感あるあり方を保てるでしょうか。


真実は一つでも、視点が違えば意味や立場は異なりうる。
もっとも、そのままではコミュニティの全体最適は損なわれる。
私は成熟社会を円満に持続させるガバナンスを探っています。

学生生活とは一人一人が”自分自身になるための時間”-
あなたという、そのドラマの”つづき”を日経で!!

社会全体を見通す公共経営、一緒に解き明かしましょう。


略歴

九州国際大学大学院法学研究科(修士課程)修了 修士(法律学)
北九州市立大学大学院社会システム研究科(博士課程)修了 博士(学術)
北九州市立大、九州共立大、立川学園公務員ゼミナールを経て本学着任、
周南公立大/九州国際大/西日本工業大/広島修道大/看護学校兼任。

キーワード

規範理論 / 公共政策 / 公共経営 / 地域社会 / 住宅政策
まちづくり / キャリア / 社会的包摂
公務員コース

担当科目

○S.D.SeminarFclassA / B (地域貢献Ⅰ含む)
○基礎ゼミGclassA / B(地域貢献Ⅱ含む)
○専門ゼミⅠA / B
○倫理学Ⅰ/Ⅱ
○地域政策
○民法Ⅰ(総則-物権総論)/Ⅱ(債権各論)/Ⅲ(債権総論-担保物権法)

専門分野

○政治学(政治学 / 行政学/ 政策学 / 住宅政策 / まちづくり)
○法学(憲法 / 行政法 / 民法)
○社会学(都市社会学 / 地域社会学)

主な研究テーマ

○規範的正当性あるガバナンスを構築する理路ないし経路
〇市民的公共討議によるコミュニティガバナンス及びその限界
○共有、シェア概念のマネジメント能力に対する所有意識の相克
○持続可能な地域社会システムとしての規範構造、規範意識

趣味

○研究活動、教育活動及びそれをもとにした臨床活動。
○メディアや模型の鑑賞、炊事以外の家事。

公開講座

○NPO響都創研哲学カフェ CommonsACafe
○NPO響都創研フリースペース 北九州市第八区(8K)

その他

【受賞歴】
○九州国際大学法学部法律学科「学長賞(成績優秀者)」(2004年)
○九州国際大学同窓会橘会「奨学生」(2004年)
○九州国際大学同窓会橘会「奨学生」(2005年)
○九州国際大学大学院法学研究科「学長賞(成績優秀者)」(2006年)
○石橋湛山記念財団「第5回石橋湛山新人賞」候補推薦(2012年)
○政策情報学会「学会賞(研究大会賞)」(2016年)

所属学会・主な社会活動

【所属学会】
○日本政治学会
○日本私法学会
○政策情報学会(第8期-理事/第3・第6・第8期∼委員)
○日本公益学会

【主な社会活動】
○北九州市立男女共同参画センター 運営協議会委員
○北九州市立男女共同参画センター キャリア形成プログラム委員会委員
○アジア女性交流研究フォーラムキャリア形成プログラム委員会委員
○北九州市社会福祉協議会 北九州市立年長者研修大学校講師
○NPO響都創研 代表理事(哲学カフェ:CommonsACafe主宰)
○ギラヴァンツ北九州OpenmindProgram運営委員会委員
○北九州市立大学同窓会北翔会 会員(八幡支部)
○九州国際大学同窓会橘会 本部理事/八幡支部副支部長


主要著作・論文・発表等

【主要著作】
○『新修・北九州市史 社会編・福祉編』
 新修・北九州市史編纂会議2019年(共著)
○『「鐵の都」八幡の誕生:八幡製鐵所と地域社会』
 北九州地域史研究会2021年(共著)

【論文】
<学位論文>
○学位(修士)論文「区分所有権の法的性質」
 九州国際大学 大学院法学研究科(2006年)(単著)
○学位(博士)請求予備論文「地域自治のの規範理論-市民的公共討議による自己統治モデル-」
 北九州市立大学 大学院社会システム研究科(2007年)(単著)
○学位(博士)論文「集合居住の規範理論-市民的公共討議による自己統治モデル-」
 北九州市立大学 大学院社会システム研究科(2009年)(単著)

<紀要論文>
○「刑法の可罰性存立根拠とその思想・主体についての考察」
 九州国際大学文化会法学研究会「響法」2003年5月号(2003年)(単著)
○「区分所有権の法的性質」
 九州国際大学「法政論叢」第9巻(2007年)(単著)
○「区分所有の政治的契機-強制競売制度に関する事例を中心に-」
 北九州市立大学「社会システム研究」第6号(2008年)(単著)《査読付》
○「『効用増』を狙った建替え決議の公共性」
 北九州市立大学「社会システム研究」第7号(2009年)(単著)《査読付》
○「『所有』概念の社会依存性-『所有』の現代的位相-」
 北九州市立大学「社会システム研究」第8号(2010年)(単著)《査読付》
○「『契約』概念の協働性-『契約』の現代的意義-」
 北九州市立大学「社会システム研究」第9号(2011年)(単著)《査読付》
○「『場所』としての住居とその『価値』-わが国における居住民主主義の必要性-」
 北九州市立大学「社会システム研究」第10号(2012年)(単著)《査読付》
○「マンションにおける『自然状態』-わが国における『私的政府』の必要性-」
 北九州市立大学「社会システム研究」第11号(2013年)(単著)《査読付》
○「『私立の立場』への居住民主主義の模索-居住を基礎とした地域自治への理路-」
 北九州市立大学「法政論叢」第40巻第4号(2013年)(単著)《依頼》
○「『自然状態』としてのマンション・ガバナンス-わが国における『私的政府』が果たすべき役割とその重要性-」
 北九州市立大学「社会システム研究」第12号(2014年)(単著)《査読付》
○「マンション・ガバナンスによる『自然状態』、『例外状態』-わが国における『私的政府』がもたらす社会統合の危機-」
 北九州市立大学「社会システム研究」第13号(2015年)(単著)《査読付》
○「ロック的社会契約としてのコーポラティブ・ハウジング-コーポラティブ・ハウジングによる社会的包摂の可能性-」
 北九州市立大学「社会システム研究」第14号(2016年)(単著)《査読付》
○「建設組合としてのコーポラティブ・ハウジングにおける社会化とその効果-参加者・コーディネーター・観察者・企画者の視点から-」
 北九州市立大学「社会システム研究」第15号(2017年)(単著)《査読付》
○「ルソー的社会契約としてのコレクティブ・ハウジング-コレクティブ・ハウジングによる社会再統合の可能性-」
 北九州市立大学「社会システム研究」第16号(2018年)(単著)《査読付》
○「コレクティブ・ハウジングにおける合理化が社会結合に与える影響-コーディネーター・観察者・企画者・居住者の視点から-」
 北九州市立大学「社会システム研究」第17号(2019年)(単著)《査読付》
○「政策の対象としての『居住』の位相-住宅政策の構造とその転換に焦点をあてて-」
 北九州市立大学「社会システム研究」第18号(2020年)(単著)《査読付》
○「住環境に診る社会像-わが国近現代における変容を焦点に-」
 北九州市立大学「社会システム研究」第19号(2021年)(単著)《査読付》
〇「地域自決の可能性とその臨界ープリピャチ、九龍城塞、デトロイト、軍艦島の運命を事例として-」
 北九州市立大学「社会システム研究」第20号(2022年)(単著)《査読付》

【発表】
<学会発表>
○「NPOや大学における社会科学の理念と教育現場の現実-地域自治と大学教育における認知的不協和-」
 日本公益学会秋季研究大会(2013年9月21日)於駒澤女子大学
○「『間取り』に診る暮らしの規範構造と政治意識-わが国近現代における市民的公共性の構造転換とその課題-」
 政策情報学会第12回研究大会(2016年12月3日)於北九州市立大学
○「『明治日本の産業革命』による近代都市『八幡』の出現-国策官営製鐵所設置にともなう地域政策の展開とその構図-」
 政策情報学会第13回研究大会(2017年12月2日)於千葉商科大学
○「住まいと暮らしの『語り』に現れる社会への眼差し-わが国近現代の住居をめぐる言説と社会意識、そのあとさき-」
 政策情報学会第14回研究大会(2018年12月1日)於龍谷大学
○「戦後わが国住宅政策潮流の転轍と蹉跌-住宅政策におけるイノベーションの失われた30年-」
 政策情報学会第15回研究大会(2019年11月30日)於東洋大学

<研究会発表>
○「集合的な居住を契機とした合意形成能力の育成-集合住宅デモクラシーの視点からー」
 北九州市立大学政治学・政治理論研究会(2009年7月25日)於北九州市立大学

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