東京オリンピック銅メダリスト、イギリス代表チェルシー・ジャイルズ選手と柔道部が交流


東京オリンピック柔道女子52キロ級で銅メダルを獲得したイギリス代表のチェルシー・ジャイルズ選手が本学に来校され、柔道部と交流しました。今回の練習会は、チェルシー選手が世界各国を訪れる中で、個人的な活動として続けてこられた子どもたちや若い世代の方々との交流活動の一環で、本学柔道部・長谷川一八 監督とのご縁で実現しました。
「他人を真似るのではなく、自分の信じる道を貫いて」
―― チェルシー・ジャイルズ選手
「小さい頃、私は決して一番上手でも才能があるわけでもありませんでした。それでも、一生懸命努力して、高いレベルに到達することができました」
「たとえ、負けたとしても心配する必要はありません。とにかく続けて、努力して、挑戦し続けてください。他の人がやっていることをただ真似するのではなく、自分の思う信念を貫いてください。そうすれば、きっとトップレベルに到達できます」


「日本に来てよかったと思える経験」
――アリウンボルド・エンフジンさん(商学科3年・モンゴル出身留学生)
「チェルシー選手の柔道は、私の知っている柔道とは全然違いました。引きの力、寝技の強さ、そして圧倒的な存在感。世界には色んな選手がいますから、貴重な経験ができて嬉しいです」
「柔道は13歳からやっています。柔道が強くなりたくて日本に来ました。今日のこの経験だけでも、日本に来て良かったと思うくらいです。夢は日本一になることです。これからももっと頑張りたいと思える良い刺激をもらいました」
「一流選手と触れ合い、心も技も一流の選手へ育って」
――日本経済大学柔道部 長谷川一八監督
「世界のトップレベルで活躍する選手と直接交流することは、学生たちにとって、柔道の技術向上にとどまらず、日々の姿勢や物事への向き合い方、さらには人生観そのものにも深く影響を与える、極めて貴重な機会です」
「このたびのチェルシー選手との交流は、本学柔道部を日頃より支えてくださる多くの皆さまとのご縁によって実現いたしました。大学のご理解とご協力、そして地域や柔道関係者の皆さまからの温かいご支援の賜物であり、学生たちにかけがえのない経験を提供できたことを、指導者として心からありがたく思っております」




