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【ゑびす醤油有岡竜則社長インタビュー】
創業145年の老舗店 現代社会へ適応したビジネススタイル



執筆・安波 郁

6月17日、老舗企業取材(第3回)として、筑紫野市二日市にある老舗醤油店ゑびす醬油の5代目社長有岡社長にお話をうかがった。ゑびす醤油は明治10(1877)年「ゑびす醤油味噌醸造元」として創業された。現在では、各種醤油だけでなく味噌や出汁関連商品などを発売している。また、夏になると期間限定で「みたらしアイス」を発売し、高校生が食べに来るなど人気になっている。

この記事を最後まで読むと、「みたらしアイス」が通常価格よりお安く食べられるチャンス!ぜひ最後まで読んでみてください。

創業145年ゑびす醤油5代目社長有岡竜則さん

「自信をもって僕たちは醤油屋です」販売する会社から製造する会社に

初めに、長く事業継承を続けるにあたり、大切にしていることについてうかがった。ゑびす醬油はもともと社員がとりあえず働き続けるという体質の会社だったという。年間362日にわたり、朝8時から夜8時まで配達に行く業務を続けていた。当時は、社員が体を動かし働けば会社が倒産することなく生き残れるという考えを持っており、配達する人間が偉いという風潮ができてしまっていた。

しかし、時代が変わっていき醤油店の本業は醤油を造ることだという考えが出始めた。そんな中で有岡社長が就任し、製造ではなく販売に力を入れていた会社の体質を変えて製造に力を入れるようになった。社長自身は「モノを造る会社」が正しいあり方だと考えている。安心安全な商品を製造することが当然の中で“「自信をもって僕たちは醤油屋です」といえるような会社にしよう”を現在コンセプトに、「醤油を販売するのに恥ずかしくない会社になりたい」と語っていた。」

“レールを敷かれなかったからこそ”老舗企業の後継者へ

老舗企業の後継者という重圧。さまざまな職種がある現代社会において「醤油業を継ぐことを決意したきっかけ」また、「その意志はブレなかったのか」について疑問に思い質問した。有岡社長は「幼いころから醤油屋を継ぎたいと考えていた」と言う。

小学生時代によく配達の手伝いを任されていた。そのときにお客様とかかわり、人と話したり商売をしたりすることの楽しさを感じた。社長は父から「醤油屋は自分の代で終わりにしていいよ」と幼いころからずっと言われていたそうだ。「店を継ぐことを強制されず、レールを敷かれなかったからこそ、継ぎたいと思えた」と有岡社長は話してくれた。

有岡社長の考え やりがいを見つける会社経営

老舗企業の中には、事業を継承していきたいために、わが子への跡継ぎの強要をしてしまうケースも少なくない。その中で、自由に職業選択をできる環境にあったからこそ老舗企業継承の魅力を感じ取れ、この仕事をしたいと思えたのではないかと私は考える。

会社を経営していく中で、「やりたくないことはできない」と有岡社長はしみじみと語たった。「やらなければならないことの中にやりがいを見つける」「お客様の求めている商品を作ってOKが出た時に達成感ややりがいを感じられる」社長はそうして仕事の中で自らやりがいのあることを見つけだし、やらなければならないことをやりたいことにして会社経営をしている。

夏限定 旬な甘じょっぱいが楽しめる!?

その後、お話をうかがう中で話題に上がった夏限定で発売されているみたらしアイス。取材前から編集部内でも「絶対食べたい」とたびたび話しており今回、社長のご厚意でごちそうになった。

通常は商品が完成された状態で受け取るが、今回はソフトクリームをカップに出すところから体験した。餡をかけた瞬間からみたらしの香ばしい匂いがし、食欲をそそられる。早速アイスを食べてみた。口の中に入れた瞬間、バニラの甘い味とみたらしのほのかな醤油の風味が全体に広がった。想像していた通りの甘じょっぱさがくせになる。しょっぱさのあるみたらし餡が、バニラアイスの甘い味を引き立たせていた。夏の暑い時期だからこそ食べたくなってしまう味だ。

夏限定 みたらしアイス

編集部からの提案 新しいみたらしアイス開発

みたらしアイスをいただいた後、有岡社長と編集部メンバーでの感想を話し合いながら、このアイスを更に人気にしていくための提案を出し合う会議が始まった。「みたらしのしょっぱさを3種類ほど選べた方がいいのではないか」「カップにはロゴをつけた方がインスタ映えする」「トッピングに何か付け加えてみてもいいのでは」などと私たちは質問をした。有岡社長はノートパソコンを開き、真摯に向かい合ってくれた。そして、社長からは「今年の夏は一緒にみたらしアイスの開発をしてくれないか」とお声がけもいただいた。

■ コラム〜取材で感じた思い〜

今回、取材に対応していただいただけでなく、私たちのさまざまな意見を聞いていただき改善に取り組む行動の速さや柔軟力はとても驚いた。老舗企業の昔ながらの良さを継承し、既存客を大切にする。それでいて、良いと思った意見を取り入れ、現代社会にあった企業へと変わろうとし、新規客へのアプローチも欠かさないビジネスのうまさを間近で感じることができた。

有岡社長のお話をうかがう中で、物腰の柔らかさや人の意見を肯定から入るポジティブさなどが伝わってきて、とても信頼できる人だと感じた。だからこそゑびす醬油で商品を購入してみたいと感じた。この記事を読んだ方もぜひ1度店舗に行って、みたらしアイスをいただきながら商品を手に取ってみてほしい。また、今年から通販サイトでの商品販売も開始しているためHPからの購入も可能だ。


最後にここまで記事を読んでくれた方限定!!

ゑびす醬油にて「日経大学生広報編集部の記事を読んだ」と言ってくれた方は
通常300円のみたらしアイスを100円引きの200円で購入できます。
夏にきっと食べたくなる甘じょっぱいソフトクリームぜひ食べてみてください

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