教養基礎講座「IIC起業塾」を開講
学生のスタートアップを支援するIIC(インターナショナルインキュベーションセンター)による教養基礎講座「IIC起業塾」が開講され、5月21日に第2回が実施されました。
IIC起業塾では起業に関心のある学生に向けて、スタートアップに必要な知識や考え方を伝えるセミナーを行うほか、ビジネスプランの作成に際して各分野の教員による個人相談を実施。
知識のインプットに加え、プラン作成や対話などのアウトプットを通じて理解を深めます。

第2回は経営学科の原秀治准教授が、企業理念の核となる「ビジネステーマ」の考え方ついて「ビジネスを通じて何を解決したいか」「なぜその問題を解決したいか」の2ステップに分けて解説しました。
講義の中で原准教授は「ビジネステーマを考えるうえで”社会や誰かの役に立ちたい”というインパーソナルドリームを起点とすることが成功の秘訣。相手に”与える”という姿勢でいることで徐々にファンを得て成功につながる」と話しました。


講義の後半には、「自身が解決したい課題」や「その課題を解決したい理由」などについて各自で作成したワークシートをもとに学生同士で意見交換を行いました。
それぞれの考えに触れながら和気藹々とディスカッションをする学生の姿や原准教授に率直な疑問や考えをぶつける学生の姿も見られ、活気のある起業塾となりました。


全12回の起業塾を通じて、学生ひとりひとりのビジネステーマ決めから、ビジネスモデルとビジネスプランの作成を進め、可能であれば例年10月末に行われる「学内ビジネスプランコンテスト」へのエントリーを目指します。