ANA福岡空港株式会社による企業説明会を実施
6月11日、ANA福岡空港株式会社の企業説明会が行われ、総務部人事課の安森葵氏と本学卒業生でグランドサービス部の阿部優樹氏が登壇しました。
本説明会は、学生の就職活動に向けた企業研究の一環として、航空業界や空港の仕事について理解を深める機会として開催されました。

まず、安森氏から航空業界の現況や空港の仕事などについて解説し「飛行機を飛ばすのに必要な人数は110人と言われていて、安全なフライトのためにはスタッフ同士のチームワークが不可欠です」と話しました。


その後阿部氏が登壇し、航空機の離着陸を地上で支援するグランドハンドリングについて、安全なフライトを支えるために行われている業務を紹介しました。
阿部氏は「グランドハンドリングは110人が関わるフライトの最後の砦です。お客さまと直接接する機会は少ないものの、離陸前に手を振って見送る際に窓から手を振りかえしていただけると大きなやりがいを感じます。また、時間が限られた中で定刻で出発できた際は、チームでの達成感を味わうことができます」と話しました。


その後、安森氏から阿部氏に「ANA福岡空港株式会社に入社したきっかけ」や「苦労したこと」などについて質問を投げかけ、それに答えるかたちで解説しました。
今後のキャリアについての質問に「インストラクター制など社内でステップアップできる仕組みも整っているので、まずは資格を取って人事など他のセクションの仕事にもチャレンジできれば」と答えました。

質疑応答の様子

登壇された安森氏と阿部氏

阿部優樹氏 インタビュー
-大学時代に努力したことは?
大学時代はサッカー部に所属し、部活動に打ち込んでいました。チーム内では広報などの運営面にも取り組み、セクションを作って全員に役割を与えるようにしていました。そうした工夫が、結果的にはチームとしての成績にもつながったのではないかと思っています。
高校・大学ではキャプテンも務め、チームワークなどそこで培った経験や学びは、社会人になった今でも活かされていると感じています。
-在学生へのアドバイス
部活動をしている人も、そうでない人も、今自分が本気で取り組んでいることにしっかり向き合い、やり切ってほしいと思います。
その中でも就職活動に関しては、早めに動くに越したことはありませんし、これからの人生を左右するといっても過言ではないと思います。恥ずかしがらずに積極的に行動し、さまざまな職業に触れたり、いろいろなことに挑戦してみてほしいです。