BLACK BOTTOM BRASS BANDが芸創プロデュース学科 合同ゼミで演奏
12月4日、本学芸創プロデュース学科の合同ゼミで、日本を代表するニューオーリンズスタイルのブラスバンド「BLACK BOTTOM BRASS BAND」がゲスト講師として演奏を披露しました。
BLACK BOTTOM BRASS BANDは1993年に関西で結成され、ニューオーリンズでも活動し現地メディアに取り上げられました。その後、活動拠点を東京に移してからも国内外の音楽フェスティバルに多数出演しているほか、映画やテレビへの楽曲提供、有名アーティストへの楽曲提供など幅広く活動しています。
今回の演奏は、(公財)太宰府市文化スポーツ振興財団が主催するアウトリーチ事業「史跡のまちの音楽隊 Vol.13 BLACK BOTTOM BRASS BANDコンサート」の一環として実施されました。
同コンサートは12月6日に太宰府市のプラムカルコアで開催されます。



演奏の合間に、ブラスバンドのリズムを表す「スウィング」について、学生と一緒に声を出しながら体験しました。メンバーのYASSYさんは学生たちに「リズムも人によって好き嫌いがある中で、自分が面白いと思えるリズムが入ってくると自然に体が動いてくる。それがスウィングにつながってくるので、その感覚を大切にしてほしい」と話しました。
その後、ジャズの名曲「Sing, Sing, Sing」を演奏。
学生たちも座席から立ってメンバーのすぐ近くで手拍子をしながら「スウィング」を体感していました。


質疑応答では、学生たちが自身の音楽活動と絡めて「打楽器の音楽性は?」「作曲をしているけれど、J-POPにジャズを取り入れるには」と質問を投げかけ、それぞれ「自分の立ち位置やその場のダイナミクス、先生のグルーヴ感のようなものを理解しながら演奏することだと思う」「”自分がジャズだと思ったらジャズ”とも言われるし、自分がいいと思ったフレーズを入れてみるのはありだと思う」と丁寧に答えました。


最後に全員で輪になって行進しながら「聖者の行進」を演奏し、会場が一体となって音楽を楽しんでいました。
学生たちにとってもプロの演奏を身近に感じる貴重な機会となりました。


ゼミの終了後、学生たちはそれぞれ自分のパートを演奏しているメンバーに演奏のコツなどを質問し、メンバーは快く演奏のコツや練習法などについて答えていました。

