北欧3カ国の3大学と学術交流協定を締結
日本経済大学(福岡県太宰府市、学長:都築明寿香)は、9月15日から17日にかけてスウェーデン、フィンランド、ノルウェーを訪問し、ストックホルム大学(スウェーデン)、アルカダ大学(フィンランド)、クリスティアニア大学(ノルウェー)の3大学と学術交流に関する覚書(MOU)および学生交換協定を締結しました。

本学は「個性の伸展による人生練磨」を建学の精神に掲げ、約40カ国・地域、130校以上の海外提携校とのネットワークを活用した国際交流を推進しています。今回の訪問には、都築明寿香学長、田代雄三経済学部長、井上二郎国際部長が参加し、持続可能性やイノベーション分野で高い評価を受ける北欧の大学との連携強化を図りました。
ストックホルム大学(Stockholm University/スウェーデン)

1878年創立のスカンジナビア最大級の総合大学です。今回、日本語・日本文化研究で長い伝統を持つアジア・中東学部と学術交流協定を締結しました。
調印式では、同学部のグンナル・リンデル学部長と都築学長が協定書に署名。日本語を学ぶ学生の授業も訪問し、今後の学生交流について意見を交わしました。また、現地では日本のマンガや文化への関心の高さもうかがえ、両国のさらなる交流促進への期待が高まりました。
アルカダ大学(Arcada University of Applied Sciences/フィンランド)

首都ヘルシンキに位置するアルカダ大学は、ビジネスやヘルスケア、エンジニアリングなど幅広い分野で実践的な教育を行う国際色豊かな大学です。本学にとって、同大学との提携は北欧における新たな交流の機会となります。
調印式では、モーナ・フォルスコール学長と都築学長が協定書に署名し、学生・教職員交流の推進について意見を交わしました。また、サービスロボット研究室や医療シミュレーション施設を視察し、今後の具体的な連携について協議しました。
クリスティアニア大学(Kristiania University of Applied Sciences/ノルウェー)

1914年創立のクリスティアニア大学は、首都オスロにキャンパスを構えるノルウェー有数の私立大学です。経営やコミュニケーション、テクノロジー、芸術・デザインなど幅広い分野で実践的な教育を展開しています。
調印式では、ソルフリード・リン学長と都築学長が協定書に署名し、今後の連携への期待を共有しました。その後、協働学習を促進する講義室やAIを活用した教育・研究施設を視察し、学生・教職員交流の具体的な展開について意見交換を行いました。
都築明寿香学長のコメント
北欧を代表する3大学と、新たなパートナーシップを結べたことを大変うれしく思います。3大学はいずれも、大学の中だけで学びを完結させるのではなく、社会や産業と深くつながり、学びを社会の変革へとつなげる実践的な教育を大切にしています。それは、「実学」を教育の柱としてきた本学の理念とも強く響き合うものです。
気候変動、AIの急速な進展、そして社会構造の大きな変化。私たちは今、これまでの常識だけでは答えを見いだせない時代を迎えています。だからこそ、国や文化を越えて、それぞれの知恵と強みを持ち寄ることが重要です。
北欧が世界をリードする「持続可能性とイノベーション」と、日本が培ってきた「調和の精神と創造性」。その二つを掛け合わせることで、これまでにない新しい教育、新しい価値を生み出せると確信しています。今回の提携を単なる大学間交流にとどめるのではなく、学生と教職員が国境を越えて学び合い、ともに考え、ともに挑戦し、より良い未来を創り出していくパートナーシップへと育ててまいります。