【地域連携】太宰府市教育委員会・人権講座「ひまわり」に本学の久住呂文華さんが登壇
8月7日、太宰府市教育委員会主催・本学共催で人権講座「ひまわり」が本学のKOROKANで開催されました。本学の女子サッカー部所属で、デフリンピックの女子サッカー競技において銀メダルを獲得した久住呂 文華さん(経営学科4年、成立学園高等学校出身)が登壇しました。

同じくデフリンピックのバドミントン競技女子ダブルス、混合団体戦で金メダルを獲得した矢ケ部 真衣さん(筑紫女学園大学)と「きこえないからこそ、みえる世界」と題して、聴覚障害とスポーツ、学生生活について自身の経験を交えながら講演を行いました。

講演では、クイズを交えながら、デフリンピックの歴史や概要、競技参加の条件、日本代表の活躍などが紹介されました。また、聴覚障害にはさまざまな特性があることや、手話・読話・文字情報など、多様なコミュニケーション手段があることについても説明がありました。また、それぞれが家庭や学校での経験を紹介しました。ろう学校や地域の学校で学ぶ中での工夫、大学生活における情報保障の重要性、グループワークや授業で直面する課題とその乗り越え方など、実体験に基づく話に参加者は熱心に耳を傾けていました。

昨年、東京で行われたデフリンピックでの競技経験についても紹介されました。矢ケ部さんはバドミントン女子ダブルスでの金メダル獲得を振り返り、競技中に補聴器を外してプレーするデフスポーツ特有の難しさや魅力について語りました。久住呂さんは女子デフサッカー日本代表として銀メダルを獲得した経験を紹介し、視覚的な情報伝達を活用した試合運営やチームワークの重要性について説明しました。

講演の最後には、2026年アジア大会や2029年ギリシャデフリンピックなど今後の国際大会への目標が語られるとともに、誰もが暮らしやすい共生社会の実現に向けて、情報保障の充実と相互理解の大切さが参加者へ呼びかけられました。