JAL特別授業『旅行会社の仕事』『ホスピタリティ&コミュニケーション』『日本航空の地域活性化事業』を開催しました
本学と教育連携協定を結んでいる日本航空株式会社より現役社員を講師としてお招きし、特別授業を行いました。

九州仕入センターチーフ 川崎隆広様

株式会社JAL航空みらいラボ マネジャー
友納道子様
11月20日、株式会社ジャルパック国内仕入営業部九州仕入センターチーフの川崎隆広様が講師を務め、「旅行会社の仕事」と題して同社の事業内容を学生に説明しました。JALグループとして、お客さまに納得、満足いただく宿泊先の選定やパッケージツアーを提供するという強み、これまでに築き上げた歴史、取り扱い商品の特徴、国内外での事業展開を紹介しました。
川崎様は「常にお客さま視点であることを大切にしています。どんなニーズにも適切に対応できるよう、柔軟性を持って取り組むことを心がけることを忘れないようにしています」と説明しました。


「ホスピタリティ&コミュニケーション」と「日本航空の地域活性化事業」の授業では、日本航空株式会社 九州支社事業部(兼)株式会社JAL航空みらいラボ マネジャー 友納道子様をお招きしました。
12月2日の「ホスピタリティ&コミュニケーション」では、「ホスピタリティを学ぶ意義を理解し、それを伝えるためのポイントを体験することで、自分の日常やキャリアを豊かにするきっかけを掴む」という目標のもとでホスピタリティの意義やそれを伝えるための表情や伝え方などのポイントを解説。
学生同士での挨拶やお辞儀の実践を通じてホスピタリティマインドを相手に伝える振る舞いを学びました。
講義の中で友納様は「ホスピタリティとは、お辞儀の角度や口角の上がり方といったテクニックを指すのではなく、”相手を受け入れて良い関係を築こう”という気持ちを持つことを言います。お辞儀や身だしなみは、あくまでそれを相手に正しく伝えるために重要なことで、大事なのはホスピタリティの気持ちを持つことです」と伝えました。


12月4日の「日本航空の地域活性化事業」では、航空業を取り巻く国内外の環境について説明し、日本航空が進めているESGの取り組みを紹介。社内公募で選ばれた客室乗務員が出身地などに移住し、知見を活かした企画立案を行う「ふるさとアンバサダー制度」など、JALグループが持つ「移動」と「つながり」の力を活用した観光振興や地域産業支援など多岐にわたる活動を解説しました。
友納様は「私たちの独自のネットワークを活用し、地域の活性化に取り組んでいます。加えて、日本にお住まいのお客さまにも訪日外国人のお客さまにもにご満足いただける多彩なアクティビティを提案し、何度も訪れたくなる魅力的な人流を創出することを目指しています」と話しました。


日本経済大学と日本航空株式会社は、教育連携協定を結んでおり、この協定に基づいてエアラインに関する授業の一環として、日本航空株式会社より最前線で活躍されている現役社員を講師としてお招きし、航空業界の仕事を知る・航空業界で求められるホスピタリティマインドやコミュニケーション能力を養うことを目的とした学びの場を提供しております。