「ソフトバンク社会貢献プログラム 産学連携プロジェクト」のシナジーミーティングで渡邊ゼミの坂本 伊吹さん、髙村 渉さんがプレゼン発表!

(左から)渡邊 裕也 准教授、髙村 渉さん、坂本 伊吹さん、プロジェクトを伴走いただいているソフトバンク株式会社 CSR本部 宮本 美香 様
健康スポーツ経営学科 渡邊 裕也 准教授のゼミ生、坂本 伊吹(サカモト イブキ)さんと髙村 渉(タカムラ ワタル)さん(ともに健康スポーツ経営学科3年)が、竹芝にあるソフトバンク株式会社本社で開催された「ソフトバンク社会貢献プログラム 産学連携プロジェクト」のシナジーミーティングにおいて、「マチレポを使ったみずほPayPayドーム福岡の観客数の維持、増加のための提案」のテーマでプレゼン発表を行いました。発表では、人流マーケティングツール「マチレポ」とSNSの位置情報を掛け合わせた分析を行い、デジタル力で地域課題を可視化し、課題解決につなげる事例を紹介。プレゼン後、ソフトバンク株式会社 CSR本部 本部長 兼 ESG推進室 室長 池田 昌人 様と、今回活用させていただいた「マチレポ」を提供している株式会社Agoop 代表取締役社長 兼 CEO 加藤 有祐 様よりコメントをいただきました。ミーティングの最後では、ソフトバンクホークス株式会社出身で、今回のプロジェクトを渡邊先生とともに主導された健康スポーツ経営学科 市川 圭之介 教授 が総評をされました。

質疑応答で笑顔を見せる坂本 伊吹さん

課題解決策について説明する髙村 渉さん
坂本伊吹さんは、「今回のプレゼンテーションを通して、相手に伝えるための構成や根拠の大切さを改めて実感しました。実際に企業の方からご意見をいただいたことで、自分の考えを見直す良い機会にもなりました」と振り返りました。また、髙村渉さんは、「緊張もあり、聞き手にしっかり伝えるプレゼンにはまだ課題があると感じましたが、多くの方からフィードバックをいただき、非常に貴重な経験となりました。いただいたアドバイスを今後に生かしていきたいです」と語り、両名ともに充実した学びを得た様子がうかがえました。
ソフトバンク株式会社 CSR本部 本部長 兼 ESG推進室 室長 池田 昌人 様

「今日の発表では2つの興味深い提案がありましたが、これらは、ホークスマーケティングの皆さんやソフトバンクの担当部門など、実際の現場で動いている大人たちに対して、“ぜひ導入してみませんか?”と直接プレゼンをしたことはありますか?」(学生の回答を受けて)「まだこうした場での発表に留まっている段階ということですね。今日のように、皆さんが真剣に考え、形にして提示してくれた視点は、私たち大人にとっても非常に新鮮で、とても価値のある角度を持っています。だからこそ、ぜひ現場の方々にも話してみて、どんなフィードバックが返ってくるのかを体験してみてほしいと思います。“なるほど、そういう視点があるのか”と気づくことで、次に何を考えるべきかが見えてきますし、そこからさらに学びが深まります。
今回の提案をきっかけに、皆さんの発想がリアルな世界とつながっていくことを、心から楽しみにしています。これからもぜひ挑戦し続けてください」
株式会社Agoop 代表取締役社長 兼 CEO 加藤 有祐 様

「今回、私たちのツールを使っていただき、本当にありがとうございました。皆さんのプレゼンを拝見して、まず“定量データ”と“定性的な洞察”の両方をとても巧みに組み合わせていた点に感心しました。ペルソナやターゲットにしっかり寄り添った提案になっていて、とても良かったです。
データというのは、実は大きな力を持っています。関係者を巻き込む場面でも、データを目の前にすると、皆が自然と前向きな意見を出しやすくなる——そんな“魔法のような効果”があるんです。だからこそ、今回皆さんが集めたデータを実際の現場に投げかけ、“現状からどう変えていくか”を一緒に考えることで、きっともっと発展的なアイデアが生まれていくはずです。ぜひ今日の発表で終わらず、次のステップにも進んでみてください。皆さんなら必ず、さらに良い提案へと進化させていけると思います。本当に素晴らしいプレゼンでした。ありがとうございました」
シナジーミーティングの様子



ソフトバンクホークス株式会社出身 市川 圭之介 教授(右)

渡邊 裕也 准教授(左)

ソフトバンク株式会社 CSR本部 宮本 美香 様

各大学の発表について総評をする市川 教授
