【学生広報部】太宰府祭を終えて 実行委員にインタビューしました
2025年度 日本経済大学 太宰府祭実行委員長を担当された乙部春菜さんと、太宰府祭の企画・運営にご協力くださった、芸創プロデュース学科 出口秀明先生への取材を行いました。

実行委員長 乙部春菜さん
1.なぜ実行委員長になろうと決めたのですか?
私はこれまで2年間、実行委員として活動してきたのですが、昨年・2年生の冬に「次の代では全体のリーダーを務める立場になる」と考えたとき、これまでの経験を活かして挑戦してみたいと思ったのがきっかけでした。
3年生になる今年は就職活動やアルバイトなどやりたいこともたくさんある中で、実行委員を続けるかどうか正直悩みました。
それでも、「やりきるなら今しかない!」と、今しか味わえない経験があると思い、決断しました。
2.今回の太宰府祭実行委員会で大変だったことは?
実行委員長になって大変だったことは、全体の状況を把握しながら指示を出すことです。
今までの2年間は、自分の担当する仕事に関しては迷惑をかけないよう、完璧にすることを目標に頑張ってきましたが、今回は一つの物事だけを見るのではなく、全体を見て把握することが特に必要とされました。
もともと得意なほうではなかったのですが、今年度は組織図を改正しており、副実行委員も2名いたことから、助けられることもとても多かったです。
このおかげもあり、自分自身も頑張ることができました。

3.今回の実行委員会で1番やりがいを感じたことは?
太宰府祭が終わった後、ご協力いただいた先生方、企業様、出店者様に「昨年よりパワーアップしていてよかった!」「お客さんが多くてすごく盛り上がっていたね!」などたくさんの嬉しい感想をいただけた瞬間に「今年も太宰府祭に関わって良かったな」と1番やりがいを感じました。
また当日お越しになった来場者の方から「この日を楽しみにしていました!」というお声を直接聞くことができたのも、とても嬉しかったです。
4.今回の太宰府祭に点数をつけるなら
私が思う今年度の太宰府祭は、100点です!
実行委員一同が1年間かけて準備してきたものがきちんと形になったと思います。
ただ、まだまだ課題もたくさんあります。
来年は100点よりさらに上の120点、130点を目指して頑張っていってほしいです!
5.今回の学園祭実行委員長で得た力は?
太宰府祭実行委員長を務めたことで、リーダーとしてどう動くべきかを学びました。
実行委員会は約70名のメンバーが所属する大きな部活です。
自分の思い描くリーダー像や理想とするやり方があったからこそ、できたこともたくさんありましたし、うまくいかなかった時の悔しさもたくさん経験しました。
この体験や気持ちは、普段から味わえるものではないと思うので、この機会に感謝し、将来に活かしていきたいです。
6.来年以降の実行委員の方にアドバイスなどはありますか?
物事を1人で考えると1パターンの答えしか出てきませんが、2人以上の人に意見を求めると、それぞれ違ったパターンの答えが返ってくると思います。
このことを忘れず、困った時はぜひ周りの人にたくさん聞いてみてほしいです!
太宰府祭実行委員会は、年々部員数が増え、大きな組織へと成長しています。
だからこそ、より良いイベントを作りあげるために、たくさんの人の意見や知識を聞いて吸収していってほしいと思います。
そして、今年度よりもさらにレベルアップした太宰府祭を作り上げてほしいです。
7.太宰府祭を終えての感想
今年度の学園祭では、「規模を大きくする!」「昨年に比べて模擬店の出店数や来場者数を増やす!」など、数字を伸ばすことにこだわった目標を立てて準備してきました。
準備期間中は、より多くの先生方、企業様、出店者様と繋がりを持ち、ご協力をいただきました。
振り返ってみると、まさに今回の太宰府祭のテーマ「PUZZLE 〜繋がりを大切に〜」のような関係が築けていたのではないかと思います。
時には作業に集中しすぎて、リーダーとして大事な仲間の存在に気づけていなかったこともあったと思います。
しかし、そんな時こそ、このテーマが気づかせてくれた瞬間もありました。
今回は、みんなでこのテーマを胸に駆け抜けた学園祭だったなと思っています。
〜お客様の声〜
- 学生みんなが頑張っている姿が素敵だと思いました。
- 出店が美味しかったです。
- ゲスト出演が素晴らしかったです。
- 学生達のステージが楽しかったです。
- 大学生の活気を感じられました。
- スタンプラリーが景品も含め良かったです。
などのたくさんの感想をいただきました。
芸創プロデュース学科 講師 出口秀明先生
1.太宰府祭に協力することになったきっかけは?
副学長から「太宰府祭を学生と一緒に盛り上げていこう」というお話を伺い、「ぜひ協力してほしい」と声をかけていただいたことがきっかけでした。
私は楽しいことが好きなので、協力することに決めました。
2.1番印象に残ってる出来事は?
準備から片付けまで、自主性を持ってしっかり取り組んでいる学生の姿が印象に残っています。

3.大変だと感じたことは?
企画を運営していくことがとても大変でした。限られた予算の中で、学生たちが考えて一つのイベントをつくり上げることの難しさを感じました。
4.太宰府祭当日の様子を見て、どう感じましたか?
一般のお客様から伺った話なのですが、「子どもたちが模擬店に行った際、学生がお子さんの目線に合わせて声をかけてくれた」と聞き、嬉しく思いました。
準備段階での課題をクリアしつつ本番に臨んだため、先生方にあまり頼ることなく、学生主体で動けていてよかったです。
5.今回の学園祭を通して先生ご自身が学んだこと
今回はじめて学園祭に関わりましたが、学生か先生かに関係なく、熱意をもって取り組むことの大切さを改めて感じました。
最初は学生のフォローをしつつ、「何かあれば言ってね」というくらいの気持ちでいましたが、学生たちの真剣さに触れるうちに、「自分も真剣に向き合っていかないといけない」と感じるようになりました。
6.ステージ班へのメッセージ
メインステージの企画・運営に強い想いをもって臨んだ班長をはじめ、ステージ班の学生の皆さん、本当にお疲れさまでした。
「もっとこうしたかった!」という気持ちもあると思いますが、まずはやりきった自分をしっかり讃えましょう。そして次に向けて、さらにブラッシュアップしていってほしいです。
7.学園祭を終えての感想
学園祭は学生主体で行うものだと思っていましたが、実際に関わってみると、多くの支えによって成り立っていることを改めて感じました。
学生課をはじめ、各所のご協力のおかげで、今回はさらに素敵な太宰府祭になったと思います。ご協力いただき、心より感謝申し上げます。
太宰府祭実行委員と部活動生が共に敬意を持って取り組んださまざまな準備や学内イベントでは、来場いただいた一般のお客様が笑顔で楽しんでいらっしゃる姿を目にすることができ、また学生へのお褒めの言葉も多くいただき、とても嬉しく思いました。
今回、実行委員で決定した第55回太宰府祭のテーマ「PUZZLE 〜繋がりを大切に〜」のもと、
他学科の学生同士が繋がり、
学生と教職員が繋がり、
そして日経大が地域と繋がることができたことに、大きな価値と未来の可能性を感じています。
ありがとうございました。
2025年度の太宰府祭へのご来場ありがとうございました。
私たち太宰府祭実行委員は、さらに良い太宰府祭を作り上げていくため来年度も日々活動していきます。
これからも応援よろしくお願いします‼️
〜感想〜
私も本年度の太宰府祭で、財務班長という立場を務めさせていただきました。
昨年度とは違い、仕事の量も多く責任も重大だったため、「どんなことにおいても”長”という立場は大変であり、重要なのだ」ということを学びました。
今年度は、他班のメンバーや班長の皆さんと関わる機会も多く、大変なこともたくさんありましたが、みんなで学園祭をつくり上げていく過程には、それ以上の楽しさも感じました。
学生広報部 堀川智弘