福岡県立宗像中学校の生徒が本学のスキルアッププログラムに参加
10月10日、15日、17日の3日間、福岡県立宗像中学校の生徒約80人が本学を訪れ、スキルアッププログラムに参加しました。
本プログラムは大学の講義や施設見学などを通じて進路実現への意識向上を図るとともに、留学生との英語交流や外国人教員による講義を通じて英語や国際交流への関心を喚起することを目指して行われました。


冒頭、国際部の椿健太朗准教授から本学の特徴について紹介が行われました。
椿准教授は生徒たちへ「都市型キャンパスか一体型キャンパスかによって、設備や学生寮の雰囲気は大きく異なります。そうした違いを知るには、実際に訪れてみるのが一番です。文理選択を考える前の高校1年生の春には、できれば一度興味のある大学を訪れてみてください」とアドバイスしました。
初日に行われた留学生との交流では、英語を使ったすごろくゲームに挑戦しました。
生徒たちは思い思いに表現を工夫しながら、日本語で書かれたマスの内容を留学生に英語で伝えていました。


また、2日目から3日目にかけて、留学生とのポスター作りと発表が行われました。
グループに分かれて留学生と交流するなかで、母国の文化や学生生活などについて話を聞きながら発表のテーマを決定し、模造紙1枚のポスターにまとめました。
生徒たちは留学生と協力し合いながら、英語で発表するスクリプトやポスターを作り上げていました。
初めは緊張していた様子でしたが、最後の発表では自信を持って英語を話す姿が見られました。


3日目の午後にはグローバルビジネス学科のデジレロイ・バルテレミ講師とアレックス・マクリーン・ベイリー講師がそれぞれ英語で模擬授業を実施しました。
デジレロイ講師による講義「One Health」では、人・動物・環境の健康を一体的に捉えて守っていく「ワンヘルス」の考え方について、グループごとに考えて発表する時間を設けながら解説しました。
ベイリー講師による講義「Basic English」では英語に親しめるクイズを実施しました。
生徒たちは、英語で出題される問題文を聞き取りながらグループごとに回答し、楽しみながら英語への理解を深めていました。


生徒たちにとって、大学の学びや国際交流に触れることができる機会となりました。