本学が第80回愛鳥週間 令和8年度 野生生物保護功労者表彰において「公益財団法人日本鳥類保護連盟会長褒状」を受賞
TG Rose Gardenにおける野生生物保護の取り組みが認められ、「第80回愛鳥週間 令和8年度 野生生物保護功労者表彰」において、本学が「公益財団法人日本鳥類保護連盟会長褒状」を受賞いたしましたのでお知らせいたします。
■令和 8 年度 野生生物保護功労者表彰とは
本表彰は、公益財団法人日本鳥類保護連盟が「愛鳥週間」の中核行事として主催する「全国野鳥保護のつどい」において、野生生物保護に顕著な功績のあった個人や団体・学校に対し、功績を称えるものです。功績を認められた個人・団体等には、公益財団法人日本鳥類保護連盟総裁賞、環境大臣賞、公益財団法人日本鳥類保護連盟会長褒状等の賞が贈られます。令和8年度は、公益財団法人日本鳥類保護連盟会長褒状を受賞する個人6名・学校2校のうちの1校として本学が選出されました。
■ 受賞の理由と本学の取り組み
本学 TG Rose Gardenは、平成10年(1998年)の開園以来、地域に開かれた自然学習の場として、また、動植物の調査ならびに生育環境の保全の場としての役割を果たしてきました。
- 環境学習や授業の取り組み
- 高大連携やオープンキャンパス、自然科学的探究活動学習会(年2回)などを通じ、中高生が自然に親しみ、生物多様性や環境科学に触れる機会を創出しています。また、在学生対象のゼミ活動においても、自然や植物の観察を通じた学びの場として活用されています。さらに、本学が積極的に推進する「ワンヘルス」「SDGs」の取り組みにおいても、国内外の要人視察団が来訪した際は、吹奏楽部による自然コンサートや、ワンヘルスの取り組み・環境保全の重要性に関する発表を行うなど、国際的な理解と連携の促進に貢献してきました。
- 動植物調査の実施
生物学教員による動植物調査を継続的に実施しており、希少種や外来種の管理に取り組んでいます。 2023年から2024年にかけて行われた調査では、希少種7種を含む114種の植物と92種の動物が確認され、2025年9月には地域生物多様性増進法に基づき「自然共生サイト」として認定されました。さらに、同年3月からは生物多様性に関する研究を本格的に開始し、研究論文「福岡県太宰府市都築育英学園イングリッシュガーデンにおけるシンプルで低コストな草本調査の生物多様性評価の開発」を執筆しています。 - 動植物の繁殖・生育環境の整備
ミナミメダカの繁殖環境を整備するため、産卵に適した水草を植栽したほか、学生と協力して園内15箇所に巣箱を設置し、野鳥の営巣や子育てを支援するなど、動植物の保護にも積極的に取り組んでいます。さらに、森林内で発生する落ち葉を活用した腐葉土で土壌改良を行うことで植物が育ちやすい環境を整えています。こうした取り組みにより、学生や地域住民が自然と触れ合う体験を通じた環境保全意識の向上に貢献しています。
こうした活動が野生生物の保護に大きく貢献していると評価され、今回の受賞となりました。


■ 今後の展望
今回の受賞を励みに、本学は今後も野生生物を保護するとともに、持続可能な環境保全活動を通じて、地域社会と共に歩む大学としての役割を果たしてまいります。
関係者の皆様、そして日頃より本学の活動を支えてくださっている地域の皆様に、心より感謝申し上げます。