【地域連携】大学×地域×企業 協働事業 ラッピングトラックお披露目式
12月7日、福岡県の大刀洗町役場で、商学科1年生対象の「SD合同ゼミ・地域貢献Ⅰ」授業での地域貢献活動、大学×地域・行政×企業の産官学連携・地域連携による共創プロジェクトの成果として、福岡県大刀洗町、株式会社ツルクと合同でラッピングトラックのお披露目式が行われました。

式にはプロジェクトに関わった本学商学科の学生5人や教職員、アート作品を制作した福祉施設の方、ご家族など、関係者ら約60人が参加しました。


大刀洗町 中山哲志町長
「多くの皆さんに協力していただいた成果として、ラッピングトラック完成のお披露目会ができること、大変嬉しく思っております。各地でこのトラックを見た方が温かい気持ちになり、障がいのある方、ない方も、互いに輝けるというのはどういうことか、考えていただけるきっかけになれば大変嬉しく思います。皆様のご協力に感謝いたします」とあいさつ。

株式会社ツルク 猪口 淳代表取締役社長
企業と行政、大学が一緒になって進めてきた成果を、皆様にお届けすることができ、大変感動してます。地域を走り回るトラックは、関わったすべての皆様の思いを運び、つなぎ、産官学が協力して力を合わせればこういうことが実現するというメッセージを、各地に届たいと思っております。

本学商学科 上野真二学科長
産官学連携により実現した、地域の力を結集した一大プロジェクト。学生は、ラッピングトラックがどういうレイアウトだと輝けるか、試行錯誤しながら作り上げました。ラッピングトラックを見た方が温かい気持ちになることを想像すると、私は改めてこのプロジェクトに参加させていただいて良かったと思います。この場をお借りしてお礼申し上げます。
出席者全員がトラックにラッピングされた181枚のアートが描かれたテープをカットして、完成を祝いました。

プロジェクトにかかわった5人の学生、商学科1年の松原莉音さん、屋嘉優奈さん、末本さくらさん、新里惇樹さん、坂口裕矢さんが参加しました。また、イベント運営には、本学地域連携センター長の竹川克幸教授(たちあらい応援大使)、堀川夏樹さん(経済学科4年、三池工業高等学校出身)も協力しました。

末本さくらさん(商学科1年、福井商業高等学校出身)
完成したトラックを初めて見て、感動しました。色使いやレイアウトがとても個性的で、イラスト一つひとつに想いが込められているのを感じます。たくさんの方にこのトラックを見てもらい、絵を描いた皆さんや、私たちの大学、大刀洗町、そしてツルクさんのことをもっと知っていただけたら嬉しいです。

商学科1年生対象の「※SD合同ゼミ・地域貢献Ⅰ」は2025年6月から、大刀洗町福祉課や町内の福祉施設、大刀洗町パートナー企業の株式会社ツルクと産官学連携し、障がい者アート(インクルーシブアート)を活用した地域貢献活動に取り組みました。今回、成果として、大学×地域・行政×企業が共創するラッピングトラックが完成しました。トラックのラッピングデザインは、大刀洗町内にある福祉施設の方が描いたアート作品を採用し、本学の学生がレイアウトを考案。プロジェクト関係者らがデザイン構成を整え、株式会社ツルクがトラックへ施工・実装を担いました。トラックは、大刀洗町の皆さんの想い、夢や希望を乗せて九州一円を走ります。
これまでの取り組み
【地域連携】《大学×地域×企業 協働事業が始動!》大刀洗町よりゲストをお招きし、特別授業を実施 – 日本経済大学 福岡/渋谷/神戸 総合サイト|都築学園グループ
【地域連携】《大学×地域×企業 協働事業》大刀洗町で交流実習を実施 – 日本経済大学 福岡/渋谷/神戸 総合サイト|都築学園グループ