学生8人に本学独自のスポーツアナリスト資格を認定
未来のスポーツ指導者育成の施策の1つとして、2023年度より始まったスポーツアナリスト養成課程の「スポーツアナリスト実践演習」の授業を受講した学生8人に本学独自の「JUEスポーツアナリスト資格」の認定証を授与しました。

授業は、近年スポーツ界で導入が進む「スポーツ×DX」に着目し、学生の競技力向上と、将来指導者として活躍するための学びの一環として取り組んでいます。具体的には、スポーツにおけるIT技術を活用した動作解析やゲーム分析の視点を取り入れ、データに基づく戦略やパフォーマンス改善を学べる内容を行いました。



授業では、映像やデータ、IT機器を活用し、スポーツアナリストとして必要な基礎知識を学んできました。学生は集中講義を受けた後、部活動など各自の現場で分析を実践し、その成果をレポートとして提出。これらの取り組みを経て、今回の認定に至りました。



認定式では、松本一朗副学長が学生一人ひとりに認定証を渡し、「物事を数値化し、データを収集・分析する力は、スポーツに限らず、さまざまな分野で応用できます。データ分析のスキルは、今後ますます多くの領域で求められるものであり、皆さんが学んだことは社会のニーズに応える力となります。ぜひこの学びを継続し、自らの成長につなげてください」と激励の言葉が贈られました。

学生を代表して、バレーボール部に所属している泉川あゆかさん(健康スポーツ経営学科3年・沖縄県立中部商業高等学校出身)が、「今回の課程では、日経大が推し進めるDX 化をスポーツの現場で実践できるIT活用や思考方法などを学べました。今までになかった視点を得ることで、今後の自分自身のパフォーマンス向上や将来指導者になった際に、客観的データを用いて根拠ある指導を、自信をもってできると確信しております。今後、この学びと資格を私の所属する女子バレーボール部での練習や試合に活かし、そして日経大スポーツ全体のパフォーマンス向上にも存分に活かして、日経大をスポーツの面からさらに盛り上げていきたいと思っております」と挨拶しました。