【地域連携】《大学×地域×企業 協働事業》大刀洗町で交流実習を実施
9月27日、本学商学科1年生対象の「SD合同ゼミ・地域貢献Ⅰ」で、学生が福岡県大刀洗町にある福祉施設、企業を訪問見学して交流実習を行いました。


交流実習は、大刀洗町・株式会社ツルク・本学による産官学連携「障がい者アートを活用したラッピングトラック事業」の一環として行われました。大刀洗町役場・同町内の福祉施設・企業との連携を通じて、障がい者アートを活用した地域貢献を学ぶことを目的としています。大刀洗町役場福祉課の綿貫比呂美係長などから障がい者福祉の現状について説明を受け、大刀洗町地域おこし研究員の山田貴裕さんが進行し、地域課題を出し合って解決法を考えるワークショップをしました。町内にある福祉障がい施設を訪ね、ラッピングトラックのアートを作成した障がい者の方々と交流を深め、ラッピングトラックを実施する株式会社ツルクを訪問。ラッピングされるトラックの見学をしました。


受講した学生からは、「障がい者の方々とボールを通して仲良くグループワークができた」「机上の学習だけでなく、実際の現場を見学し、地域企業と協働して具体的な成果物(ラッピングトラックの案)を考えるという流れが、学びを深める上でとても効果的だった」「自分も地域の人と協力して、社会のためになることをしたいと思った。小さいことから少しずつ行動したい」等の感想が寄せられました。



大刀洗町は、筑後川流域に広がる自然豊かな町で、農業やものづくりが盛んな地域です。住民同士の温かな交流や地域コミュニティの強さから、「住民満足度・幸福度の高い町」としても知られています。今回の実習は、大学×地域×企業がつながる新しい連携のかたちとして、地域のリアルな現場と教育をつなぐ第一歩となりました。
本学商学科1年生対象の「SD合同ゼミ・地域貢献Ⅰ」の大学×地域×企業 協働事業の成果として、
ラッピングトラックのお披露目式を開催します。
日程:2025年12月7日(日) 午前10時30分〜
場所:大刀洗町役場 駐車場内