大野城心のふるさと館特別展関連イベントが本学で開催されました
11月12日、本学で大野城心のふるさと館特別展「神技の複製アート展」トークショーイベントが開催されました。本学は特別展およびトークショーの開催で特別協力しています。また本学とも産学連携している大塚製薬株式会社グループ企業の大塚オーミ陶業株式会社、大塚国際美術館も特別協力しています。
なお、このイベントは来年4月から本学で開催される大宰府アカデミー令和編第2期((公財)古都大宰府保存協会主催、太宰府市・日本経済大学共催)のプレイベントも兼ねています。


大塚オーミ陶業株式会社 代表取締役社長の大杉 栄嗣氏が「文化財と複製陶板」と題して、大塚オーミ陶業株式会社の概要と製造物について講演。「私たちが大切にしているものを、次世代や次の時代に残し、伝えていくために、『やきもの』の技術は大きな可能性を秘めています。だからこそ、その可能性をさらに広げ、追求し続けていきたいと考えています」と説明しました。

九州国立博物館元館長の三輪嘉六氏は「高松塚古墳の保存と復元について」として、文化財保護が始まったきっかけや、高松塚古墳の保存活動について講演。「文化財を環境で保存しようという理念が起こってきたのは高松塚古墳がきっかけで、文化財保存の一つのモデルになりました。それ以来、文化財にとって最適な環境づくりの必要性が、ますます重要視されるようになりました」と話しました。

パネルディスカッションでは、大野城心のふるさと館館長で大宰府アカデミー令和編副学長の赤司善彦氏をコーディネーターに、陶板の技術や文化財の複製について、将来どのような可能性が広がっていくのか、熱く議論が交わされました。一般市民や関係者、約200名の参加者の方が会場内とオンラインで聴講しました。
大野城心のふるさと館特別展「神技の複製アート展」は
12月14日(日)まで開催中です。ぜひご足をお運びください。
大野城心のふるさと館特別展「神技の複製アート展」
https://www.onojo-occm.jp/li/150/20211202170153.html
福岡県文化団体連合会ホームページ
https://www.fukuokakenbunren.jp/topics/detail/301/back:1
(公財)古都大宰府保存協会・大宰府アカデミー令和編第2期
12月17日(水)にも本学でプレイベントを開催
https://www.kotodazaifu.net