凛と咲くバラ、風に揺れる木々、小鳥のさえずり、水浴びする白鳥の姿。
深い緑と花々に囲まれたレンガの石畳は、イギリスの格式高き庭園へつながる小路。
伸びやかに佇む長寿の樹木と、微笑むように咲き誇る花たちは、
「ありのままでいい」と教えてくれる。
自然に寄り添いながら深呼吸すると心が澄みわたり、潤いでいっぱいに─。
生命力に満ち溢れたイングリッシュガーデン。
美しき花園と、安らぎの森へようこそ。
2025年、ガーデン内の「森林・水辺・草地ゾーン」が、環境省「令和7年度 自然共生サイト」(※1)に認定されました。
※1 「自然共生サイト」は、生物多様性の保全や持続可能な利用に資する区域を、環境省が認定する制度。「令和7年度(2025年度)第1回」は、2025年4月に施行された「地域生物多様性増進法」に基づく初めての認定として、201か所が自然共生サイトに認定されました。
(環境省「自然共生サイト」https://policies.env.go.jp/nature/biodiversity/30by30alliance/kyousei/)
Tsuzuki Education Group
日本一の広さを誇る本学のイングリッシュガーデンは、生き物との共生を大切にしています。
このたび大雨被害の復旧工事が完了し、1996年の開園以来初の大規模リニューアルを果たしました。欧風のスタチューガーデンをはじめ、自然との触れ合いや庭園鑑賞を一年中お楽しみいただけます。 300品種、3000本のバラの花や多彩な植物が魅せる、幻想的で美しい世界をご堪能ください。
年間を通して様々な花が咲き誇ります
ウッドテラス Renewal
入口からまっすぐのびる「パーゴラ通り」は、春と秋の開花シーズンに色とりどりのバラで彩られます。5年後にはツルバラがパーゴラを覆い、“バラのトンネル”となる予定です! 湖畔を一望できるウッドテラスや階段状のデッキベンチに腰をかけて、一息ついたり、スケッチを嗜んだり、思い思いの時間をお楽しみください。



日英交流記念 協定のプレート

スタチューガーデン new
緑の丘を登ると、イングリッシュローズや国際バラ展で入賞したバラなどを集めた芝生の庭園が広がります。スタチュー(塑像)と噴水も配し、ヨーロッパさながらの佇まい。こちらではオープニングセレモニーを皮切りに、今後も様々なイベントが行われる予定です。展望台から見渡せる湖畔の雄大な景色にも、どうぞご注目を。




フラワーガーデン Renewal
森の中を彷彿とさせる遊歩道を進むと、樹木に囲まれた「フラワーガーデン」がひっそりと佇んでいます。カラフルで可愛らしい小花たちと、柔らかな木漏れ日に心がほっと癒されます。


ディープフォレスト
昔から生えていた樹木を中心とした森の世界。外の生活感を感じることなく森林浴を堪能できるエリアです。端の方に世界三大花木の紫雲木(シウンボク)やユリの花を見つけられますよ。
森のステージ Renewal
湖畔近くに設置した「森のステージ」。音楽会などの野外イベントが今後楽しみなスポットです!

水辺の階段 new
天然の湧き水が流れる場所に設けた、湖沿いの小道と外周の遊歩道を繋ぐデッキ状の階段です。5〜6月頃になるとアジサイやショウブが咲き誇り、みずみずしさと清々しさで溢れます。
水上デッキ new
なかなか間近で見る機会が少ないハスの花を真上から眺められるよう、水上デッキを新設しました。優雅に泳ぐ白鳥のほか、カモやカワセミなど、水辺の生き物にも出会える場所です。

バードウォッチングテラス Renewal
デッキを突き破るように生える、立派なドングリの木が印象的! 木と同じ高さの視界を楽しめ、まるでツリーハウスに登ったような気分。木にとまった小鳥や渡り鳥たちを至近距離で観察できます。

ガゼボ(東屋)
西洋の庭園でよく見られるガゼボは、アンティークの雰囲気をまとい絵になるスポット。湖畔の奥にスタチューガーデンの丘が見渡せ、他とは異なるノスタルジックな景色を望めます。
