Tsuzuki Education Group
TG Rose Gardenは、1998年に「日英学術文化交流締結記念庭園」としてイギリスのガーデナーを招いて造園された英国式庭園です。
開園以来、生き物との共生を大切にする庭園として、地域の皆さまをはじめ多くの方々に親しまれてきました。
2018年の大雨被害により一時休園しましたが、2021年に復旧工事を終え、開園以来初となる大規模リニューアルを果たしました。
4万平米の園内には、欧風のスタチューガーデンをはじめとした緑豊かな空間が広がり、自然との触れ合いや庭園鑑賞を一年中お楽しみいただけます。
300品種・3,000本のバラと多彩な植物が魅せる、幻想的で美しい世界をご堪能ください。
年間を通して様々な花が咲き誇ります
ウッドテラス Renewal
入口からまっすぐのびる「パーゴラ通り」は、春と秋の開花シーズンに色とりどりのバラで彩られます。初夏にはツルバラがパーゴラを覆い、“バラのトンネル”が姿を表します。 湖畔を一望できるウッドテラスや階段状のデッキベンチに腰をかけて、一息ついたり、スケッチを嗜んだり、思い思いの時間をお楽しみください。



日英交流記念 協定のプレート

スタチューガーデン new
緑の丘を登ると、イングリッシュローズや国際バラ展で入賞したバラなどを集めた芝生の庭園が広がります。スタチュー(塑像)と噴水も配し、ヨーロッパさながらの佇まい。夏バラが見頃を迎えるシーズンには県内外から多くのお客様がいらっしゃる人気のスポットです。展望台から見渡せる湖畔の雄大な景色にも、どうぞご注目を。




フラワーガーデン Renewal
森の中を彷彿とさせる遊歩道を進むと、樹木に囲まれた「フラワーガーデン」がひっそりと佇んでいます。カラフルで可愛らしい小花たちと、柔らかな木漏れ日に心がほっと癒されます。


ディープフォレスト
昔から生えていた樹木を中心とした森の世界。外の生活感を感じることなく森林浴を堪能できるエリアです。端の方に世界三大花木の紫雲木(シウンボク)やユリの花を見つけられますよ。
森のステージ Renewal
湖畔に佇む「森のステージ」。豊かな緑と心地よい静けさに包まれた、自然の中の小さな舞台です。

水辺の階段 new
天然の湧き水が流れる場所に設けた、湖沿いの小道と外周の遊歩道を繋ぐデッキ状の階段です。5〜6月頃になるとアジサイやショウブが咲き誇り、みずみずしさと清々しさで溢れます。
水上デッキ new
なかなか間近で見る機会が少ないハスの花を真上から眺められるよう、水上デッキを新設しました。優雅に泳ぐ白鳥のほか、カモやカワセミなど、水辺の生き物にも出会える場所です。

バードウォッチングテラス Renewal
デッキを突き破るように生える、立派なドングリの木が印象的! 木と同じ高さの視界を楽しめ、まるでツリーハウスに登ったような気分。木にとまった小鳥や渡り鳥たちを至近距離で観察できます。

ガゼボ(東屋)
西洋の庭園でよく見られるガゼボは、アンティークの雰囲気をまとい絵になるスポット。湖畔の奥にスタチューガーデンの丘が見渡せ、他とは異なるノスタルジックな景色を望めます。

ガーデン内の「森林・水辺・草地ゾーン」が、「令和7年度 自然共生サイト」(※1)に認定されました。
※1 「自然共生サイト」は、生物多様性の保全や持続可能な利用に資する区域を、主務大臣(環境大臣、農林水産大臣及び国土交通大臣)が認定する制度。「令和7年度(2025年度)第1回」は、2025年4月に施行された「地域生物多様性増進法」に基づく初めての認定として、201か所が自然共生サイトに認定されました。
(環境省「自然共生サイト」https://policies.env.go.jp/nature/biodiversity/30by30alliance/kyousei/)
自然環境保全への貢献が評価され、令和5年度「福岡県環境保全功労者知事表彰」を受賞しました。
地域の子どもたちへの自然体験や学校教育での活用などを通じ、市民の環境意識向上にも寄与したことが評価されたことが受賞につながりました。
令和4年度環境省「みどりの日」自然環境功労者環境大臣賞を受賞しました。
環境省「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰は、自然環境の保全に関する顕著な功績があった者や団体を表彰するもので、自然環境の保全について国民の認識を深めることを目的に平成11年度から行われています。本学のTG Rose Gardenは、「いきもの環境づくり・みどり部門」で受賞いたしました。全国で25件(個人9件・団体16件)が表彰を受けています。
TG Rose Gardenは、希少な動植物が共生している自然豊かな庭園です。
環境省のレッドリストや福岡県のレッドデータブックに掲載されている絶滅危惧種・準絶滅危惧種の植物・昆虫・両生類・鳥類などが見られるほか、冬になると園内の水辺に多くの渡り鳥が越冬のためにやってきます。
多様な生物が互いに関わり合うことで形成される豊かな生態系を観察することができ、来園者の憩いの場であるとともに、人と生物の関わりを学ぶことのできる教育の場としても活用されています。

ササゴイ
福岡県レッドリスト準絶滅危惧(NT)

アカハライモリ
環境省レッドリスト準絶滅危惧(NT)、福岡県レッドリスト準絶滅危惧

フジバカマとアサギマダラ
(フジバカマ)環境省レッドリスト準絶滅危惧(NT)、福岡県レッドリスト絶滅

シュレーゲルアオガエル
福岡県レッドリスト準絶滅危惧

カワセミ
福岡県レッドリスト準絶滅危惧(NT)

コムラサキ
福岡県レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類
ワンヘルスとは、「人の健康と動物の健康、環境の保全は全て密接に繋がっており、1つのものとして考えよう」という概念です。
本学は2023年10月に、福岡県の「ワンヘルス宣言事業者」として登録されており、TG Rose Gardenは、そうしたワンヘルスの実践の場として活用されています。
ワンヘルスや環境について学ぶフィールドワークの場として活用されているほか、2025年 5月にはアジア獣医師会連合(FAVA)会長のホ・ジュヒョン氏ら15名が園内を視察しました。


園内では季節の草花や野鳥・野生生物など多様な命に触れることができ、自然学習の場としても活用されています。地元の幼稚園・保育園児の自然遊びや、小中高生の生物多様性・SDGs学習にも活用され、環境保全や人・動物・環境の健康を一体的に考える「ワンヘルス」への理解を深める機会を提供しています。また、地域の方々や学生にとって、気軽に散策や憩いを楽しめる身近な庭園として親しまれています。

