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学生11人に本学独自の“スポーツアナリスト資格”を付与
本学では、今年度より未来のスポーツ指導者育成の施策の一つとして「スポーツアナリスト実践演習」を新規授業として開講し、12月11日、受講した学生11人に「学内認定JUEスポーツアナリスト資格」の認定証を授与しました。
本学は、2021年に九州の私立大学で唯一、文部科学省の「デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン」の実施機関に選定されており、近年のスポーツ界にも導入が進む「スポーツ×DX」にもいち早く着目し、学生の更なる競技力向上と未来の指導者になるための学びの一つとして、スポーツにおけるIT等を活用した動作分析やゲーム分析の観点を授業に取り入れています。
また、近年、多くのスポーツでは、選手やチームを目標に導くためにデータやITを専門的に駆使してサポートするスポーツアナリストが増えてきています。そこで、本学では経験豊富なスポーツアナリストを講師に採用し、昨年度より「スポーツパフォーマンス分析」という授業を展開し、映像やデータ、IT機器の活用などスポーツアナリストの基礎の学びを進めています。さらに今年度開講した「スポーツアナリスト実践演習」では、より実践的に学び、スポーツにおけるIT等を活用した動作分析やゲーム分析の観点を取り入れ、スポーツ動作解析のスペシャリストを養成しています。
学生は、集中講義の後、部活動など個々の現場で分析を進め、レポートを提出して今回の認定となりました。
認定式では、都築学長から「スポーツだけでなく、大学や企業の経営、日常生活においてもデータサイエンスの時代になってきている。将来スポーツアナリストや選手になった時に今回の資格を活用することができるし、自分のキャリアやキャリアチェンジを考えた時にはブラッシュアップしていって欲しい。今回はあくまでスタート。高みを見てスポーツや勉学に励んでもらいたいと思っています」とお祝いの言葉が贈られました。
学生を代表して、女子ラグビー部の妹尾安南さん(健康スポーツ経営学科・4年)からは「今回の課程では、DX化をスポーツの現場で実践できる科学的手法やIT活用を学べ、今後自分自身の競技力向上に役立て、将来指導者になった際にデータを駆使して根拠ある指導を自信を持ってできると確信しています」と挨拶が述べられました。
現在、硬式野球部や女子ラグビー部では、部活動の中にITやDXを導入し、競技力を向上していけるように進めています。