

在学生と卒業生による 50年のTIME SLIP
開学当初の本学で学んだ卒業生たちが、在学生とともに現在の授業を体験。それぞれがお互いに感じた「50年前」と「今」の違いとは?
在学生からみた「50年前」
在学生
長谷川万大さん(経営学科)
大坪澪さん(経営学科)
嘉村百花さん(経営学科)
中上瑠依さん(経営学科)
春から秋にかけては、学生たちが昼食を楽しむ姿もみられるイングリッシュガーデン。「山や林でケンカしてた(笑)」と話す卒業生の時代からは、学内の風景も随分と変わりました。
「母校」愛。
当時のお話をする皆さんの顔が輝いていて、「本当に大学が好きだったんだなぁ」と思いました。
あいさつの習慣。
授業の開始時と終了時、自然に学生が立ち上がって先生にあいさつをしていたという話に感心。高校卒業以来、失っていた習慣ですが、忘れていた大切なことに気づかされました。
先生の存在が近い。
授業の後、先生と学生が連れだってお茶や食事をして帰ることもあったと聞いて、驚きました。今も先生とは親しいけれど、学科や学生にもよりますね。
道もなかったとは。
学内の通路を整備したのが、学生たちだったとは初耳。山道のようだったなんて今の大学の姿からは考えられない。
卒業生からみた「今」
卒業生
包行 均様 (1回生)
中村彰夫様 (1回生)
鳩山一静様 (3回生)
冨永隆春様 (7回生)
宮原勝彦様 (8回生)
この日、体験してもらった授業は、経済学科・竹川克幸先生による「地域再発見」。福岡キャンパスのある太宰府地域の歴史や文化など、地域の魅力や日本文化のルーツを知る授業です。
別世界のような校舎。
施設が充実して、昔と比べるとまるで別世界。「キャンパス」と呼ぶにふさわしい立派な大学になりました。
世界が身近に。
多国籍の留学生とふれ合える環境は、僕たちの時代には考えられなかったこと。在学中の心がけ次第で、日常会話ぐらいなら数ヵ国語マスターできそう。
参加型の授業が新鮮。
当時の講義といえば、先生が教科書を読んでいく形式的な授業がほとんどでした。よく居眠りしてましたね(笑)。
学生街になった。
学内の建物も増えましたが、大学の周辺にも居酒屋などが増えて、学生街らしくなりましたね。昔は本当に何もなかった。
- 入学式は教室で行われました。学科は経済学部経済学科のみで、選択科目もありませんでした。
- 1学年の学生は100名足らずだったので、ほとんどが顔見知り。女子学生は、わずか2名でした。
- 山の中に校舎がぽつん、ぽつんと立っていただけの学内。赤土の道を整備したのは学生たちでした。

- 2学部7学科17コースを用意。在学中に、より自分にふさわしい分野を専門的に学べるカリキュラム。
- 3つのキャンパスをあわせると、学生数は男:2,907名、女:1,237名、合計:4,144名(平成29年度在籍者数)。
- グローバルビジネス学科をはじめ、海外留学を経験する学生が増えています。